2025年7月「エルナーニ」鑑賞後メッセージ

2025年7月5日(土)、6日(日)にアーリドラーテ歌劇団主催の「エルナーニ」公演(於:東京、新国立劇場 中劇場)が行われました。
ご参加頂きました皆さまご協力ありがとうございました。
本プロジェクト特別招待イベントに参加された方々から寄せられたメッセージの一部をご紹介します。

公演詳細:
特別鑑賞イベント:2025年7月 ヴェルディ「エルナーニ」(主催:アーリドラーテ歌劇団、東京、新国立劇場)

初めてのオペラ鑑賞でした。普段から音楽は聞くものの、クラシックや劇場に行くこともなく楽しめるのか不安でしたが、最終的には来てよかったな、また来たいなと思ったのが率直な感想です。

(良かった点)
・要約が事前に公開されて予習できること
・会場のパンフレットでさらにポイントが分かりやすくまとめてあること
・リアルな歌唱、演奏は迫力がありました
・適度な休憩
・会場でアルコールが飲めること
・観客の方々のマナーの良さ

(その他)
・年配の方が多いと感じました
・ドレスコードが分かりませんでした
・字幕の位置が両サイドなため、演者の方か直幕がどちらに集中して良いか初めは分かりませんでした
・要約集があったため、字幕を完全に追わなくてもだいたいで大丈夫だと途中で気付きました

普段から映画の2時間も躊躇してしまいますが、適度な休憩があったため、長いと感じることはありませんでした。また、字幕と演者の方のバランスも字幕の洋画を見る感覚で問題無しかと思いました。ただ、舞台の下あたりに字幕が出ると映画と同じ感覚で画像と内容を同時に確認しやすいと感じました。
是非、若い人にももっと鑑賞して欲しいですね。
貴重な機会をいただき感謝です!
また、機会があれば是非鑑賞したいと思いました。ありがとうございました。
(埼玉県さいたま市在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)

私は今回が初めてのオペラ鑑賞でした。
この「エルナーニ」を観るまでは正直「オペラをあまり知らない私でも楽しめるのかな」と言う気持ちがありました。
ですが演目が始まった瞬間から私の心と意識はエルナーニの世界へ引き込まれました。
雰囲気を作り出す楽器の音色、歌の響かせ方や表情、所作などで役の心情を表す演者さん達その全てに魅力され最初に感じていた不安を忘れてしまうほどオペラを本当に心の底から楽しむことができ、演目の途中ではエルナーニとエルヴィーラの関係が尊いと感じてしまうほどでした。
また機会があれば他のオペラを鑑賞したいです!!
「エルナーニ」最高でした!
(東京都文京区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)

初めてオペラを鑑賞しましたが、その壮大さと迫力に圧倒されました。
特に感動したのは、オーケストラと舞台上の演技が見事に一体となっていたことです。
音楽が役者さんの感情の高まりと完全にシンクロしていて、一つひとつの場面に息を呑むような緊張感と美しさが生まれていました。
歌声に合わせて指揮者が情熱的にタクトを振る姿も印象的でした。
また、歌の表現力も素晴らしく、言葉がわからなくても、感情がストレートに伝わってくるようで、音楽の力の大きさを実感しました。
この公演日は、私にとって特別な記念日になりました。
忙しい日々の中で忘れかけていた「心を震わせる瞬間」を思い出させてくれた、かけがえのない時間でした。
これからもオペラという芸術に触れ続けたいと、心から思えました。
(東京都八王子市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)

「エルナーニ」は初めての鑑賞でしたが、音楽はもちろん、舞台装置や照明、衣装など視覚的にも大変楽しめる舞台でした。
婚礼シーンのバレエも華やかで素敵でした。
シルヴァとの婚礼とエルナーニとの婚礼とでは衣装も振り付けもそれぞれ異なっていて感心しました。
墓場で己の野心をあらわにするカルロに先祖の霊たち(バレエ)は何を語りかけていたのだろうと思いました。
キャストの方々の歌はもちろん素晴らしかったですが、カルロ暗殺を誓う騎士たちの合唱が勇猛でかっこよかったです。
非日常を味わえた素晴らしい3時間でした。
ありがとうございました。
(東京都江東区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)

リソース的には不可能に近いものを実現するには、並々ならぬ練習と実力、そして実行力が無ければ果たせないものであり、本公演にかける情熱が本日の舞台から伝わってきました。
私自身ヴェルディは仮面舞踏会に次いで2回目のオペラとなりますが、『エルナーニ』の結末は現代では信じられない結末。
「腑に落ちない」と言ってしまえばそれまででしょうが。
駆け落ちすればそれで済むという行動は、現代の【自分さえ良ければそれで良い】という自己中心的な考えで、旧来の人々の名誉や家督、価値観などとは違います。
人生をどう過ごすかという意味では、考えさせられた物語でした。
封建制から立憲制になった今、何が正義なのか、大事なことを判断(二者選択)するときにそれとどう向き合うのか考えさせられました。
アーリドラーテ歌劇団並びに関係者の皆様有難うございました。
そして、記念日にはオペラをプロジェクトの方に感謝申し上げます。
(東京都在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)

今回は、『記念日はオペラを』の無料招待をいただきありがとうございました。
今回が、私にとってのオペラ鑑賞デビューとなりました。
これまでは、ミュージカルやクラシックコンサートなどを中心に鑑賞していましたがオペラはワンランク上の敷居の高いイメージで鑑賞するチャンスを逃していました。
初めてのオペラで、しかも席も最高のポジションで大迫力のオーケストラと大声量の歌声と華麗なバレーに圧倒されました!
想像以上の感動と元気をいただきました事を心から御礼申し上げます。
『エルナーニ』のストーリーの内容も当時の西洋文化を反映していて復讐の繰り返しであった事は、大変勉強になりました。
また、別の題目のオペラも鑑賞したい気持ちになりました。
本当にありがとうございました感謝しています。
(東京都大田区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)

日々忙しいく過ごしている中で、オペラ鑑賞に確保した2時間強の時間は、メールやSNSなど日常の喧騒から離れて自由な時間でした。
あえてこういう時間を作ること、必要だと改めて感じました。
(東京都八王子市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)

私は普段オペラなどには行かないし、歌も人も物語も何もかも知らない状態でしたが、今回新国立劇場でエルナーニを観て、舞台を近い席で観ることができてとても良かったのはもちろん、最後のカーテンコールでは撮影OKだったのでエルナーニを観たことをデータとしても記憶でも保存できるのが良かったです。
それと休憩の時間が3回あり、売店にも行ってみてアイスを食べることができたのもとても良かったしおいしかったです。
今回観たエルナーニ以外のオペラも観てみたいと思うようになりましたし、また、違う会場での休憩での楽しみ方ももっと探していきたいなとも思うようになりました。
(東京都世田谷区在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)

まず、めったに見ることのできないオペラを新国立劇場で見ることができ、とても嬉しかったです。
招待いただきありがとうございました。
作品も、とても充実した演奏で、力強い音楽、4角関係の人々の声の競演を舞台で十二分に楽しませてもらいました。
音楽の流れもバランスよく、バレエも入るスケールの大きな演出も見事でした。 
華やかな婚礼の場面でのバレエはもちろん、厳粛たるべき場面にも、心の動きを示すようなダンスを持ってくるところが非常にユニークで感心しました。
また、このような機会があれば、是非、鑑賞したいです。
(東京都豊島区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)

この度は貴重な機会を頂きまして、有難う御座いました。
お陰様で楽しい至福の時間を過ごせました。
お恥ずかしながら、エルナーニというオペラは存じませんでした。
でも、事前に作品解説を読んでいましたし、全編イタリア語でしたが日本語字幕があったのでストーリーが良くわかりました。
また、パンフレットの中身が、人物相関図や各幕毎の解説に漫画チックな表現を採用していたので、視覚的に楽しく理解出来ました。
エルナーニ、エルヴィーラ、シルヴァ、それぞれの声が魅力的で力強く、圧倒されました。
また、衣装が煌びやかでしたし、バレエもあり、見ごたえがありました。
(神奈川県横浜市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)

会場が新国立劇場だったので、近くの昔から好きなお店でランチして友達と行きました。
そこからもう特別な日は始まってますが、オペラも新国立の中劇場も久しぶりで、まず会場に入るだけで非日常感がありワクワクします。
今回のオペラは初めて見るオペラでしたが、3ヶ月前くらいにエルヴィーラ役の中村さんの舞台を観られた方から「素晴らしいの!」と言われていたので、本日は実は中村さんを楽しみにしてきました。
幕が開いて、最初の男声合唱がまず素晴らしくて、ぐっとハードルが上がりましたが、そこから出てくる方どなたも素晴らしく、そして楽しみにしてた中村さんも本当に期待通りで、合唱もバレエもセットもどこを切り取っても贅沢なステージでした。
エルナーニの石井さんも素敵で久々に痺れるテノールに会いました。
本日はいつもと違うとても素敵な日曜日になり、オペラがなかったら、オシャレしてランチして舞台に感動して、ていうのもなかったなと思うと、本当に素敵な一日をいただいた気がします。
どうもありがとうございました。
(東京都世田谷区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)

(略)学校の知り合いの方が合唱で参加をしていて、合唱が出てきた時にどの人かな、と探すのも楽しかったです。
エルナーニ自体はあまり日本で上演されないらしく、どんなものだろうと思っておりましたが、パンフレットに漫画形式の解説があり、これは入りやすかったです。
ヴェルディの素晴らしい音楽に包まれてよい1日になりました。
今回、与那城さんを楽しみに行きましたが、予想通りにかっこよくて、最後にカーテンコールで「ブラボー!」のところで「ハンサムー!」と言いたくなりました。
いつかブラボーって言ってみたいです。
(東京都世田谷区在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)

メッセージをお寄せ頂きました皆さま、ありがとうございました。