2026年9月3日〜6日に東京二期会主催のヴェルディ「運命の力」公演(於:東京、新国立劇場 オペラパレス)が行われました。
今回もオペラ初心者の方々、学生の方々を中心にご招待しました。
本プロジェクト特別招待イベントに参加された方々から寄せられたメッセージの一部をご紹介します。
公演詳細:
特別鑑賞イベント:2026年9月 ヴェルディ「運命の力」(主催:東京二期会、東京、新国立劇場 オペラパレス)
このたび「運命の力」にご招待いただきました。
二期会での公演は37年ぶりという、大変貴重な演目とのことですが、とにかく歌唱、舞台、オーケーストラ、すべてが大迫力で圧倒されっぱなしでした。
オペラは総合芸術と言われますが、まさにそのとおりでした。
主役のレオノーラ、アルヴァーロ、カルロが、自分たちの望まない「運命」に翻弄され、もがき苦しむ心の叫びが心に響きました。
「どうしてそうなっちゃうの?」「 もっとこうすれば…」と感じる場面はありつつも、容赦なく音楽にグイグイ引っ張られ、気づけば感動の渦でした(笑)
楽器の演奏にも感動しますが、人の声、特に生の歌声、というのは、こんなにも無条件に人の心を揺さぶるものなんだと劇場の空間で体感しました。
ぜひ他のいろいろなオペラにも足を運んで、さらなる感動を味わいたいと思います。
人生の楽しみが増えました。
このような素敵な機会を下さいました「記念日にはオペラを」の皆様に、心より感謝申し上げます。
(神奈川県横浜市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)
オペラ鑑賞は4回目です。配信されたものも含みます。
しかし新国立劇場 オペラハウスでの公演は初めてで、とても楽しみでワクワクしながら会場へ向かいました
お気に入りのワンピース、久しぶりのパンプス、そういったところもオペラ鑑賞の密かな楽しみでもあります。
今回、事前にお勧め曲をご提示いただき、あらすじ含めて予習をしていたので、「運命の力」を初回観劇とは感じませんでした。
お近くの客席で複数回、観劇経験を持っていらっしゃる方々の会話が漏れ聞こえてまいりましたが、会話に加われそうだなと思ったほどです。
今回の演目は日本でいうなら、江戸時代の仇討ちに相当する感覚だというプログラムの寄稿を読んで、納得もしました。
あらすじにはある程度経験値を持っているわけだ・・・と。
今回3階の席でしたが、高層階席は全体像が観えるので、個人的には好みです。
合唱部の方々がうねるように歩いたり、規律をもって行進したり、場面の演出が意味を持って構成されていることがよくわかりました。
演者の方の歌が素晴らしいのは言うまでもないことなのですが、静と動の合間でも、音だけではなく演者の方の立ち位置が舞台全体で意味があって、それをはっきり感じることができるのが、生鑑賞の最大の魅力だなと思っています。
今回の「運命の力」では大きな本のページがめくられるたびに、場面が変わっていくようなイメージをもって鑑賞させていただきました。
場面場面で、衣装が変わるのも、視覚的に刺激になりました。
「のだめカンタービレ」が大好きでコミック、ドラマ、映画、全てを知り尽くしていると自負しておりますが、主人公の「千秋真一」が物語の終盤で、「次は何をやりたいか?」と問われて、「歌、歌とやりたいです」と即答するシーンがあります。
幼少期からピアノが好きでしたが、オペラへの興味は「千秋真一」のその言葉からです。
最近になってやっと、本物のオペラを鑑賞して、「歌とやりたい・・・」というセリフの意味がうっすらと、分かったような気がしています。
こんな私みたいな、ズブズブの素人でも、予習と生鑑賞とプログラム記事によって、オペラの大作を十分に楽しめました。
一流のオーケストラの音と一流の歌声と一流の演出は体験してみないと、そのすばらしさは、絶対にわからないです。
歌舞伎やミュージカル、演劇が好きな方などに体験してもらえれば、オペラのファンも増えるのかもしれないと思います。
敷居が高いと思っていらっしゃる方が多いのは残念です。
けれど、周りには「話を聞かせてね」という人が多いです。
敷居が高いものを体験してきた私に「どんなぁ~??」と聞いてくる方は意外と多いのです。
是非、この企画、もっと広げていってほしいと思いました。
(神奈川県海老名市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)
劇場でのオペラ鑑賞は初めてでした。
高校生の頃、映画のBGMでオペラが流れていて、曲名を探すために一時期色々と聞いていた時期があり、オペラを聴くのは好きでした。
いつか劇場にも行ってみたいと思いつつも機会がないまま30年経過しておりました。
昨年家族でバレエ鑑賞をしたので、今年はオペラに行ってみたいと思って演目を探していましたが、きっかけがつかめずいたところ、家族でオペラ鑑賞の機会を頂き、大変感謝しております。
事前に予習課題を頂いていたことで、あらすじ・聴き所はわかっていましたが、字幕で内容を理解するのは大変でした。
予習なしでは、ストーリーについていけなかったと思います。
ただ、もし予習なしで観劇したとしても、本物の音楽の迫力や演技に引き込まれていたとは思います。
また、憧れだった「休憩時間にスパークリングワイン」も体験できました。
オペラについて、とても敷居が高く、選ばれた人だけの愉しみと勝手に思い込んでいましたが、もう少し気軽に観劇しても良いのかもと思いました。
これからは色々と観てみたいと思いました。
そして、今回は3階席だったのですが、いつか目の前の席に座って、全身でアリアを浴びたいと思いました。
(神奈川県鎌倉市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)
昨年12月に同じ劇場で「くるみ割り人形」を自費で鑑賞しました。
1階席で観劇し、その完成度の高さに深く感動したことを覚えています。
そうした経験もあり、今回のヴェルディ「運命の力」の無料鑑賞をとても楽しみにしていました。
観劇にあたっては多少予習をした上で臨みましたが、字幕を追いながらの鑑賞となりました。(略)
物語自体は重く暗い内容で、考えさせられるものであり、結末もバッドエンドでしたが、音楽には清々しさや、どこか宗教的とも言える深みが感じられ、聴き終えた後には何とも言えない爽快感が残りました。
物語の重さを音楽が昇華させているように感じられ、上演時間は長く体力的には疲れましたが、それに見合うだけの深い満足感を得ることができました。(略)
本プロジェクトへの要望としましては、当日の客層はシニア世代が中心だったように見受けられたので、中学生くらいの若い世代にも足を運んでもらえる企画があると良いのではないかと感じました。
ただし、その場合は字幕が鑑賞の障壁になる可能性もあるので、日本語上演によるオペラなどがあると、より挑戦しやすくなるのではないかと思います。
(神奈川県鎌倉市在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)
この度はご招待いただきどうもありがとうございました。
世界のあちこちで紛争が続いている現代を痛烈に批判しているようなオペラだと感じました。
歌い手の方々は、それぞれ相手への誠実さが通じない苦しみや、怒りに我を忘れてしまう人間の愚かさなどを演じておられ、その悲しく苦しい歌声が胸に突き刺さるようで、今でも良い意味で心が沈んでいます。
演出も素晴らしかったと思います。
戦時下に神などいないのだ、安らぎなど得られないのだと言わんばかりに壊れた十字架。
その隣の、レオノーラの見開かれた目は混沌の中に真実を見つけたようにも、虚偽が欺かれた瞬間を見てしまいショックを受けたようにも見えました。
もしかしたら「あなたの真実の姿は見抜いているわ」と私たちに訴えかけている眼かもしれません。
色々と想像を掻き立てる彼女の写真を見て、昔見たロバートキャパのモノクロの報道写真を思いだしました。
序盤から登場した宙をくるくるとまわる銃。
最後にはカルロがレオノーラを狙う剣の真後ろに身構えていたのを見て、結局人間を殺す武器が変わっただけで、人は何一つ進歩していないのだと落胆を覚えました。
なんとなく、オペラは貴族から始まったものだから、衣装も演出も昔のヨーロッパのようなものなのではないのかと思い込んでいる節がありました。
勿論古典として代々歌われ大切に演じられている演目もあると思いますが、歌舞伎と同じで、古典を基礎に置きながらも現代風にアレンジしていいんですね。
これが今回の大きな発見でした。
自分なりの発見があると、敷居が高かったオペラがとても楽しく思えるものですね。
またオペラを観たいと思いました。
本当にどうもありがとうございました。
(埼玉県新座市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)
前回がいつだったか思い出せないほど久しぶりのオペラ鑑賞でした。
当日に向けて大まかなあらすじや楽曲を予習し、期待を膨らませて会場へ向かいました。
舞台セットや映像演出が昔観劇していた頃よりも格段に進化していることに驚きつつ、純粋に作品世界に引き込まれました。
メインキャスト3人の歌声や演技はもちろんのこと、冒頭からラストまで随所に登場する狂言回しの女性がとても印象的でした。
物語を単なる悲劇で終わらせず、象徴的なアクセントとして効いていたと思います。
日頃から商業演劇にはよく足を運んでいますが、オペラに対してはどこかハードルの高さを感じていました。
しかし今回の観劇をきっかけに、ぜひ他の作品も観てみたいと強く思いました。
(東京都渋谷区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)
今回2人で鑑賞しました。
お待ちかねの序曲で期待が一気に高まりました。
物語中に繰り返される旋律も心地よくてヴェルディさすがと思いました。
暴発シーンをもっと注意深く見たかったとこれは反省点です。
これでもかと不運が連続して畳みかけてくる感じがまさに運命の力。
予習した曲を生で聴けたのも嬉しく、ストーリー展開や演出が期待以上でした。
夢に出てきそうなくらい拳銃の映像が印象的です。
2台のハープも豪華で素敵でした。
重い話の中、道化師のシーンや迫力の合唱で全編があっという間。
帰りのエレベーターの中でも短かく感じたねとみなさん口にされていました。
初オペラの友人も、もう一度見たいととても感動していました。
宗教や時代背景を勉強してこの作品をもっと深く理解したいと思います。
オペラの素晴らしさをさらに大きく感じた1日になりました。
貴重な機会をありがとうございました。
(神奈川県横浜市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)
オペラ大好きなご夫婦に誘われて、何年振りかに伺いました。
何に驚いたかと言えば、まずは舞台、演出です。
斬新でいて美しく、ヴェルディの音楽から離れすぎず、最後までワクワクしました。
歌い手の方々それぞれに個性があり、アルヴァーロ、プレツィオジッラ特に素敵でした。
また、オーケストラのクラリネットのソロが素晴らしく思わず身を乗り出して覗き込んでしまいました。
帰り道は友人夫婦と楽しくオペラ話に花を咲かせることができました。
外は雨でしたが、思い出に残る一日となりました。ありがとうございました。
(神奈川県鎌倉市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回未満)
9月6日の公演を観ました。
大舞台のオペラは初めてでとても感激です。
運命は自分の行動によって変えられると思います。
二期会通信誌Opera(2026.3.1号)の「オペラ歌手たちの素顔(主役のドン・アルヴァーロ/レオノーラ役のお二人の記事)」も読みました。
様々なご縁と並々ならぬ努力によりオペラ人生の道を極めることが出来た、良いお話でした。
劇中でのセリフの一節通り、「未来の運命は誰にも読めない」その通りです。
しかし、我々もいつかは戦争や不運に巻き込まれるかもしれません。
日々努力をし、幸運の道を選ばなければいけないと痛感しました、良き人生となるように。
運命の力を信じ、考え、そして行動し、歩みを進めたいと思います。
今回『運命の力』を観たこと自体が幸運の道かもしれませんね!
オペラは、人が生きていく上での糧となり、『力』となります、すばらしい芸術です。
全ての俳優やオーケストラの方々に拍手喝采です。
色々なことを考える機会となりましたし、とても楽しかったです。
最後となりましたが東京二期会の皆様や記念日にはオペラプロジェクトの皆様、関係者の方々の益々のご発展を願っております。
ご招待くださり有難うございました、感謝申し上げます。
(東京都豊島区在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)
かなり久しぶりに新国立劇場でオペラをみました。
私の中では会場に入った瞬間から「オペラに来た!」と感じられる日本で数少ない場所です。
オペラの内容もですが、場所や建物も、私にとっては気分を上げてくれます。
本当にワクワクしながら行きました。
「運命の力」は、私は初めてでした。
有名なアリアがあるので曲自体はいろんなところで聞いたことありましたが、全部を通してみるのは初めてで、ありきたりな言葉ですが本当に素晴らしかったです!
オペラは素晴らしいソリストがいればなんとかなるしそれなりに聞き応えがあるのがオペラだと思っていましたが、もちろんソリスト、素晴らしいです。
今回、感動したのはそれプラスコーラスの皆さんです。
今回とてもスタイリッシュな雰囲気をステージから感じましたがそう思わせてくれたのはコーラスの方々の美しい響きだけでなく、あの人数での計算された動きや衣装がステージのセット以上に物語を演出していたように感じて、コーラスの方々から目が離せない感じでした。
場面転換も大転換という感じはないのにガラッとイメージが変わったりと、細部に渡り「オペラは総合芸術」ということを思い出させてくれるような舞台で、飽きることなく最後まで集中してオペラを楽しませていただきました。
平日夜でしたので仕事終わりで慌ただしく向かいましたがとても贅沢で満足度の高い時間を過ごさせていただきました。
どうもありがとうございました。
(東京都世田谷区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)
ご縁を頂き舞台鑑賞しました。
オペラ好きの知人と参加し、公演後は顔見知りで集まって食事をし、他愛のない会話をして楽しい時間を過ごしました。
観劇した知人たちは、皆口々に観に来てよかった!と言っておりました。
また、プロジェクト事務局様からお知らせ頂いた音源リストを聴き込んでいた知人は、聴いていた曲が始まると鳥肌が立った、となぜか自慢していました。
楽しい時間を過ごした知人たちの多くは、仲は良いものの勤め先さえ知りません。(平日日中、真面目にお仕事されているらしいところまでは知っています)
『運命』がテーマのオペラを観た後でしたので、「大雨の中、この人たちとこんなお店で飲むことになったのは『運命』だったのだろうか?」などとふと考えている自分がいました。
大変楽しい一日になりました。
ありがとうございました。
(東京都渋谷区在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)
運命の力、とても感動致しました。
なかなかレアな演目ですが、序曲を聴いてすぐに有名なオペラだとわかりました。
とても美しい演出でしたし勿論歌手やオーケストラ、コーラス、あのような素晴らしい公演にご招待いただき、深く感謝しております。
ありがとうございました。
(東京都品川谷区在住、男性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)
オペラもコーラスも演奏も全て綺麗で、有意義な時間を過ごせたと思います。
(神奈川県鎌倉市在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:初めて)
久し振りに家族とオペラ鑑賞、とても贅沢な時間を過ごしました。
指揮者の力量か、全体的に美しい演奏と舞台を楽しんで幸せでした。
また機会がありましたら、このような本格的なオペラに接したいと思います。
(東京都品川区在住、女性、オペラ鑑賞のご経験:5回以上)
メッセージをお寄せ頂きました皆さま、ありがとうございました。
